品種・農園・収穫日にこだわり抜いたクラフト緑茶が誕生

品種・農園・収穫日にこだわり抜いたクラフト緑茶が誕生

丸七製茶は、茶園から製茶までを一貫生産し、抽出からボトリングまで独自の製法でおこなう日本初の高級ボトリングティーカンパニー。人気が上昇しているシングルオリジンティーをさらに進化させ、品種・農園・収穫日などをこだわり抜いた「CRAFT BREW TEA」を新たに商品化しました。

ガラスボトル入り緑茶飲料
CRAFT BREW TEA

丸七製茶がボトリングティーを製造する工房「CRAFT BREW TEA STUDIO」から、品種・農園・収穫日限定のシングルオリジンボトリングティー「CRAFT BREW TEA」の『Etude 2021』が誕生しました。

「CRAFT BREW TEA」は、110種類ほどある日本茶の中から日本茶鑑定士が8品種を選定し、それぞれの個性がより良く表現された茶葉を持つ農園を選出。さらに、1年のうちで最も品種の個性を生み出していた収穫日1日だけに限定して商品化したものです。

いわゆる究極のシングルオリジンとも言える茶葉を、ペットボトルの茶葉量の3~5倍使用し、濃厚な味わいに仕上げています。ソーダ割りにもなり、モクテルなどのベース飲料としても利用することができます。

夏は冷やして、冬は常温でティーペアリングのアイテムとしてなど、料理との相性を楽しみながら香りを感じやすいワイングラスで飲むのがおすすめです。アタックで感じる香味、料理とのコントラストやアフターテイストなど、急須で淹れたお茶とは異なる新たなノンアルコール飲料として、さまざまな楽しみ方が広がりそうです。

Etude 2021のラインナップと茶種や産地、タンニン値やBrix値は以下の通りです。


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■ 松寿(煎茶)500ml 鹿児島県/種子島産 1,500円(税別)   
 50℃-2分抽出 タンニン:142mg Brix:1.1%

■ みなみさやか(玉緑茶)500ml 宮崎県/えびの産 800円(税別)
 50℃-2分抽出 タンニン:194mg Brix:1.3%

■ 春の名残り(玉緑茶)500ml 宮崎県/えびの産 800円(税別)
 50℃-2分抽出 タンニン:171mg Brix:1.3%

■ 香駿(煎茶)500ml 静岡県/富士大淵産 1,200円(税別)
 45℃-1分抽出 タンニン:84mg Brix:0.7%

■ かなやみどり(煎茶)500ml 鹿児島県/志布志産 1,200円(税別)
 55℃-1分抽出 タンニン:161mg Brix:1.3%

■ さきみどり(煎茶)500ml 鹿児島県/枕崎産 1,000円(税別)
 50℃-3分抽出 タンニン:232mg Brix:1.4%

■ そうふう(煎茶)500ml 宮崎県/西都産 1,200円(税別)
 45℃-3分抽出 タンニン:150mg Brix:1.1%

■ きらり31(煎茶)500ml 宮崎県/串間産 1,000円(税別)
 45℃-3分抽出 タンニン:206mg Brix:1.5%

クラフト感溢れるアトリエ
CRAFT BREW TEA STUDIO

ボトリングティーを製造する工房「CRAFT BREW TEA STUDIO」は、ペットボトル飲料とは異なる個性的な茶飲料を作るためのクラフト感溢れるアトリエのような場所。水質、湯温、濃度、抽出時間などを設定し、さまざまな色や形のボトル充填が可能です。


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長年お茶作りを営み、お茶の淹れ方教室などを開催しながら、おいしいお茶の楽しみ方を伝えてきた丸七製茶は、お茶を開封するだけでその場で直ぐにベストな状態で楽しんでもらえるお茶作りができないかと、20年以上ずっと模索し続けてきたと言います。

急須で淹れるお茶は、茶葉の品質の違いだけでなくお茶を淹れる水質や沸かし方、温度、そして茶葉の鮮度や量、淹れる道具の素材や注ぎ方などちょっとした工夫で味や香りが変化します。そうしたことを加味しながら幅広くお茶を楽しむには、専門的な知識を持つ経験者でなければ、なかなか思うようになりません。

一方で、手軽な値段でおいしくお茶を飲むのに最適なペットボトルは、何十万本、何百万本という大量生産が原則です。毎年日本中の産地から買い付ける何千種類ものお茶を使って作られますが、大量に生産される安価なお茶とは相容れない、わずか数キロの魅力的なお茶が存在し、こうした希少なお茶が他のお茶と混ざってしまってよいのかと。


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これまでも、味わいのリズム感や香りのメロディなどの個性を活かしながら、楽曲を作るようにブレンドしてきたと言う丸七製茶。「CRAFT BREW TEA STUDIO」は、作り手のイメージ通りの味で楽しんでもらうために、“音楽をレコーディングするようにお茶を淹れる” そんなスタジオとして20年間描いてきた思いを実現したものとし、世界中の人が魅力的な日本茶を同じ味で手軽に何度も繰り返し楽しむことができるようになるはずだと語ります。

また、抽出後の茶葉を天日乾燥によってCO2排出に留意し、すべて畑に戻して有効活用するなど、製造によって排出される茶殻の残渣は、廃棄物を出さないよう環境にも配慮して運営しています。



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