クックパッドユーザーに調査、夏に食べたい冷たい麺は?

クックパッドユーザーに調査、夏に食べたい冷たい麺は?

クックパッドでは、新たな料理の楽しみとの出会いをお届けする「料理のきっかけキャンペーン」第2弾として「#夏に食べたい絶品ごはん」の特設ページを開設。あわせて、全国47都道府県のクックパッド利用者4,672名を対象に、夏に食べたい冷たい麺料理に関するアンケートを実施しましたので、調査結果を公開します。

クックパッド「#夏に食べたい絶品ごはん」
特設ページを開設

特設ページでは「おすすめ麺料理」「夏野菜を味わい尽くす」「大人の辛ウマ夏料理」「夏の料理アクティビティー」「暑い日の料理モチベーションUP」のテーマ別に、おいしい夏レシピや、各サービスで実施している夏の料理を楽しむための特集やキャンペーンも紹介しています。

また、開設を記念して、夏に食べたい絶品ごはんの写真を投稿してくれた方の中から、抽選で15名様に料理が楽しみになるアイテムをプレゼントするTwitter投稿キャンペーンも実施しています。

「#夏に食べたい絶品ごはん」特設ページ
https://cooking-inspiration.cookpad.jp/summer

夏に食べたい冷たい麺料理に関する
アンケート調査を実施

<調査結果サマリー>

・夏に麺を食べる頻度は「増える」が82.8%、食べることが多い麺は「冷たい麺」が96.9%
・食べるシーンは、1位「休日昼ごはん」 2位「平日昼ごはん」 3位「平日夕ごはん」
・よく食べる冷たい麺は、 1位「そうめん」 2位「冷やし中華」 3位「うどん」
・38都道府県で「そうめん」が1位、9県で「冷やし中華」が1位、香川県のみ「うどん」が1位
・冷たいご当地麺があると答えた割り当て、1位「岩手(盛岡冷麺、わんこそば、ジャージャー麺)」2位「山形(冷やしラーメン、肉そば)」3位「香川(ざるうどん、ひやかけうどん、ぶっかけうどん)」

調査結果①:夏に麺を食べる頻度は増える?

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夏に麺を食べる頻度が増えるかを聞いたところ、82.8%の方が「増える」と回答。「減る」と答えた方はわずか0.5%でした。

次に、夏に食べる麺は「冷たい麺」と「温かい麺」のどちらを食べることが多いか聞いたところ、96.9%が「冷たい麺(冷たい麺:64.1+どちらかといえば冷たい麺:32.8%)」という結果になりました。


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さらに、冷たい麺をいつ食べるかを聞いたところ、1位「休日の昼ごはん(85%)」、2位「平日の昼ごはん(50%)」、3位「平日の夕ごはん(46%)」となりました。

クックパッドが過去に実施した「夏の料理に関するアンケート調査」では、70%の方が夏の料理は「やる気が下がる」と答えています。夏は調理時の暑さからか料理のモチベーションが下がる傾向があり、また夏休み期間中は家に子どもがいる時間が長くなることから、簡単で手間のかからない麺類の頻度が増えるようです。


参考:2017年6月 クックパッド、夏の料理に関するアンケート実施
https://info.cookpad.com/pr/news/press_2017_0728



調査結果②:よく食べる冷たい麺の種類は?

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夏によく食べる冷たい麺の種類について聞いたところ、1位「そうめん(82.1%)」で、2位「冷やし中華(73.8%)」、3位「うどん(56.4%)」、4位「そば(54.6%)」と続きました。

各都道府県の1位を調べてみると、38都道府県で「そうめん」が1位に。東北地方の4県(宮城、山形、秋田、福島)を含む9県では「冷やし中華」が1位となり、香川県のみ「うどん」が1位という結果になりました。


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続いて、上位4種類の麺ごとに都道府県別の傾向を調べてみました。


【1位:そうめん】
「そうめん」をよく食べる割合が多かった都道府県は、1位「佐賀(97.4%)」、2位「島根(95.1%)」、3位「徳島(91.7%)」という結果でした。そうめんは全国的によく食べられていますが、西日本へ行くにつれてややポイントが上がっている傾向が見られます。


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【2位:冷やし中華】
「冷やし中華」をよく食べる割合が多かった都道府県は、1位「福井(86.0%)」、2位「宮崎(85.4%)」、3位「福島(84.8%)」という結果でした。


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【3位:うどん】
「うどん」をよく食べる割合が多かった都道府県としては、別名「うどん県」とも言われる香川県が1位で、77.6%という結果に。2位「長崎(73.2%)」、3位「高知(73.1%)」と続きました。西日本でポイントの高い県が多く、東北・北海道はポイントが下がる傾向が見られました。


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【4位:そば】
「そば」をよく食べる割合が多かった都道府県は、1位「福井(67.4%)」、2位「岩手」「山形」「静岡」で66.7%、5位「東京(66.5%)」という結果でした。西日本に比べて東日本の方がポイントが高い傾向が見られます。また「そば」をよく食べる割合が一番少ない県は「香川(32.8%)」という結果になりました。


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以下は、全国平均と比較して特徴のある都道府県があった麺類の結果を紹介します。

【冷製パスタ】
冷製パスタは全国平均で20.2%のところ「長崎」が42.9%と突出する結果となりました。長崎は日本におけるパスタのルーツで、明治16年(1883年)頃にフランス人のマルク・マリー・ド・ロ神父が長崎市で製造したのが始まりと言われています。


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【ラーメン】
ラーメンは、全国平均で11.7%のところ、冷やしラーメン発祥の地である「山形」が42.0%で1位でした。次いで高いポイントとなった28.6%の「北海道」では「冷やし中華」のことを「冷やしラーメン」と呼ぶため「冷やし中華」と票が分かれた可能性もあるかもしれません。


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【盛岡冷麺】
盛岡冷麺は、全国平均で12.8%のところ、発祥地である「岩手」が73.1%と突出していました。次いで「青森(38.9%)」、「秋田(38.5%)」、「宮城(28.7%)」、「福島(22.2%)」と続き、東北地方を中心に食べられる傾向が見られました。


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調査結果③:出身地に夏の冷たいご当地麺はある?

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出身地に夏の冷たいご当地麺はあるか聞いたところ「ある」と答えた方が多かった県は、1位「岩手(94.9%)」、2位「山形(88.9%)」、3位「香川(84.5%)」という結果になりました。

ご当地麺があると答えた方が多かった上位10の都道府県と、主なご当地麺の例は上のグラフの通りです。

【夏に食べたい冷たい麺料理に関するアンケート】
調査期間:2021年6月12日(土)〜 2021年6月19日(土)
調査方法:インターネット調査
調査対象:クックパッド利用者 4,672名(有効回答数:4,669名)
※各都道府県の回答者数は均等ではありません



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