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レモネードが今なぜ急激ブームに?支持される6つの理由
ドリンク界でタピオカの次なる存在として話題となっているのが、レモネード。専門店が全国展開し、各社でレモネードを題材にしたドリンクメニューやアルコール飲料を発売するなど、バリエーションも豊富になってきています。レモネードの人気の理由と、今後の動向について解説します。
レモネードとは
レモネードとは、レモン果汁に砂糖、シロップ、はちみつなどの甘味を加えて水で割った清涼飲料水(※)のことです。
英語では「lemonade」で、「lemon+ade 」を組み合わせた単語。「ade(エイド)」とは、果汁を薄めて甘味料を加えた飲料水を意味します。
アメリカなど海外ではとてもポピュラーな飲み物ですが、発祥はなんとエジプトという説が有力なのだそうです。(※諸説あります)
(※)清涼飲料水とは乳製品類やアルコールを含んでいない、飲むと爽快感のある飲料の総称。
2021年レモネードブーム拡大の理由は?
レモネードは、近年幅広い層から支持を集めており、特に2021年はレモネードブームが拡大していますが、「レモネード自体は昔からあるし、特別めずらしい飲み物ではないのでは?」と思っている方も多いはず。あらためて今注目されている理由を詳しく解説します。
理由1:ブームの先駆け、レモネード専門店が全国に拡大
「LEMONADE by Lemonica(レモネード バイ レモニカ)」
レモネードブームのパイオニアといわれているのが、レモネード専門店「LEMONADE by Lemonica」。2016年に金沢に一号店を出店し、2018年からフランチャイズ展開を開始。2021年5月現在で、25都道府県にて76店舗を出店しています)。2021年中に100店舗展開を目指し、勢いを止めることなくレモネードの専門店として全国展開したことがブームの兆しとなりました。
▶︎https://lemonade-by-lemonica.com/
「Wow Wow Hawaiian Lemonade(ワウワウハワイアンレモネード)」
ハワイのマウイ島発祥の「Wow Wow Lemonade」もレモネード人気のきっかけを作ったお店で、2016年4月に横浜に一号店をオープンさせました。2015年頃に一躍ブームとなったおしゃれな保存瓶「メイソンジャー」に入ったレモネードが「インスタ映えする!」と人気になり、若い女性を中心に広まりました。
▶︎https://wowwowhawaiianlemonade.jp/
理由2:SNSで映える
人気の大きな要因は、やはりSNS映え。レモネードの黄色は爽やかで、それだけで写真映えがします。コーヒーやタピオカなど、他の人気のドリンクにはない明るさや鮮やかさを演出でき、新たなフォトジェニックアイテムになりました。
加えてレモネード専門店にはフレーバー種類がたくさんあり、フレーバーによって色のバリエーションも豊富。いろいろなパターンの撮影ができるという点も、SNS好き世代の心を掴んでいます。店舗内外にSNS映えするようなフォトジェニックスポットを作っているお店もあるほどです。
理由3:さっぱり爽やか!すっきりした味わいがおいしい
味のおいしさも魅力のひとつ。材料の基本はレモンなので、甘酸っぱく、さっぱり爽やかな飲み心地。特に夏にはぴったりのテイストです。甘いものが苦手な人でも飲みやすい点が幅広い層に支持されている理由です。
理由4:低カロリーでギルトフリー
レモネードは、これまでブームになってきたタピオカドリンクやデザート系ドリンク(チーズケーキドリンクや、ホイップクリームがのっているスイーツドリンクなど)に比べて、低カロリー。そのため、罪悪感なく飲めるギルトフリードリンクでもあります。甘いものは飲みたい、でもカロリーは押さえたいといったニーズにもマッチしています。
理由5:レモンに含まれるビタミンCやクエン酸の効果
美容や健康が気になる人にとって、レモンによる栄養成分効果もうれしいポイント。レモンに含まれるクエン酸は疲労回復、ビタミンCは美肌、ポリフェノールは抗酸化作用があり老化防止に役立つといわれています。
理由6:自宅で手軽に作れる
レモネードの基本材料は、レモンと砂糖やはちみつなどの甘味料、水のみです。他の飲み物やフルーツと混ぜて自分好みにアレンジでき、家庭でも手軽に楽しめます。
クックパッドの人気レモネードレシピ
基本のレモネード by ポッカサッポロ
https://cookpad.com/recipe/1557689
レモン果汁とはちみつと水でつくる基本のレモネードレシピです。
ジンジャー・レモネード★スパイス入り by ブランディさん
https://cookpad.com/recipe/813820
生のレモンにショウガやカルダモンなどの
スパイスをブレンドしたオリジナルレシピです。
色が変わる!?アイスレモネード by アグリ生活
https://cookpad.com/recipe/6778538
レモネードにバタフライピーのパウダーを加えた映えるレシピ。
レモンのクエン酸に反応して美しい色合いになります。
フローズンストロベリーレモネード by まみらくるさん
https://cookpad.com/recipe/2505009
基本のレモネードに凍ったフルーツを加えた
フローズン系のアレンジレシピです。
コアントロー ミントレモネード by レミーコアントロー
https://cookpad.com/recipe/6624851
レモネードに生のミントを加えた、
モヒートのような大人カクテル風です。
レモネードのお酒
「ハードレモネード」もヒットの兆し
レモネードブームを後押しする存在として見逃せないのが「ハードレモネード」。ハードレモネードとは、レモネードにアルコールを加えたお酒のことで、若者を中心に人気が高まっていることから、ヒットの兆しがうかがえます。
その人気の理由は、お酒が得意でない人でもジュース感覚で飲める気軽さです。2021年6月、コカ・コーラ社から新たに「ノメルズ ハードレモネード」が発売されたことでも話題になりました。
「ノメルズ ハードレモネード(コカ・コーラ)」
飲みやすい味、家でお酒を飲んでまったりとチルアウトしたいという若者のニーズに合ったデザインがターゲット層の心を掴み、「NOMEL’s」を逆から読むと「LEMON」になるという仕掛けで、缶を持って自撮りをしたSNS投稿も人気です。
コーヒーチェーン店やファストフード店でも
さらに、コーヒーチェーン店やファストフード店でもレモネードを使ったさまざまなメニューが展開されています。
「スターバックス リザーブ® コーヒー:コールド ブリュー レモネード」
低温で長時間かけてゆっくりとエキスを抽出するコールドブリュー製法で入れたコーヒーとレモネードを合わせたドリンク。
▶︎https://product.starbucks.co.jp/beverage/drip/4524785430815/
「ケンタッキーフライドチキン:ベリーレモネード」
オリジナルのレモネードにストロベリー、ブルーベリー、ラズベリーをトッピングした果肉感も楽しめるレモネード。数量限定の商品です。
▶︎https://japan.kfc.co.jp/news_release/1977
「サーティワン アイスクリーム:ピンクグレープフルーツ&レモネード」
ピンクグレープフルーツとレモネードを加えたソーダドリンクに、好きなアイスをのせたスイーツドリンク。SNS映えにもぴったりです。
▶︎https://www.31ice.co.jp/contents/product/other/21cs02.html
レモネードブームはまだまだ続きそう
SNS映えとの相性はもちろん、食前食後いつでも飲めるさっぱり感、アイスでもホットでも飲める季節を問わない安定感、幅広い層に好まれるおいしさなど、高いポテンシャルを秘めているのがレモネードではないでしょうか。
今後は、タピオカ専門店のようにレモネード専門店がさらに増えていくだろうと予想されます。きっとこの夏は、レモネード片手に街ゆく人たちをたくさん見られるのでは。
writing support:Miyuki Yajima
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