石井食品×中川政七商店「親子で楽しむ お重とおせち」開発

石井食品×中川政七商店「親子で楽しむ お重とおせち」開発

石井食品株式会社と株式会社中川政七商店が、「親子で楽しむ お重とおせち」を共同開発しました。日本のお正月の風習を「子どもと共に学ぶこと」をコンセプトにした2社初のコラボレーション商品で、絵柄が描ける重箱と子どもに人気のおせち料理がセットに。好評により、注文受付期間を当初の2021年11月1日から12月上旬に延長しており、中川政七商店のオンラインショップで購入可能です。

親子でつくって
日本の伝統を学ぶ食育アイテム

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「親子で楽しむ お重とおせち」は、絵を描いてオリジナル重箱を作ったあと、おせち料理を詰められるセットです。おせちについて学べる冊子付きで、親子でお正月の風習を体験しながら学べます。

おせち料理のラインナップは、黒豆煮や伊達巻、お煮しめ、海老の姿煮や栗きんとんなど、子どもにも人気の10品をセレクト。安心安全におせちを楽しめるよう、細部までこだわり、食材の主な原料はすべて国産。食品添加物も使用していません。


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お重は国産の白木を使用。色鉛筆を使って、江戸時代から伝わる「型絵染(かたえぞめ)」という技法で、松竹梅や瓢箪などの縁起のいい文様が描けます。やわらかい色彩がシンプルな白木のお重に映え、世界に一つだけのお重が完成します。食べ終わったお重は、裁縫箱や道具箱など2次利用も可能です。

石井食品のこれまでと
おせち料理にかける想い

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創業76年の石井食品は、佃煮製造業からはじまり、1970年には業界初の調理済みハンバーグ 「チキンハンバーグ」を、1974年には「ミートボール」を発売。お弁当などに使用する商品も多いことから、子どもをもつ生活者にも馴染み深い食品メーカーです。素材がもつ本来の力を生かす調理と技術で本物の美味しさを追求し、無添加調理にも注力。長年培ってきた製造技術を活かし、おせち製造もおこなっています。

同社はコロナ禍以降、「おせち料理」を通して石井食品が伝えていきたいことを検討。これまで以上にものづくりの在り方を考えた開発を進め、日本の食文化を受け継ぐ伝統的な「おせち料理」のみならず、異業界とコラボした「おせち料理」も展開してきました。今回、中川政七商店の「日本の風習を未来へ繋いでいきたい」という想いに共感し、おせち料理を提供することにしたといいます。

中川政七商店からのコメント
日本の年中行事は、時代の変化により体験する機会が減っています。これまで中川政七商店では、暮らしの中で楽しみながら季節の行事を学べるよう、親子向けの体験キットを開発してまいりました。この度お正月シーズンにあわせ、石井食品様との協業により「親子で楽しむお重とおせち」をお届けできますこと、大変光栄に思います。 縁起のいいお重の文様とともに、“よろこぶ”昆布巻や、“先の見通しがいい”れんこん煮など、一つひとつに込められた意味を付属の冊子で確かめながら、お重づくりと盛り付けを体験いただけます。日本の文化を学び子どもの感受性を育て、親子のコミュニケ-ションを活性化する体験として、お楽しみいただけたら幸いです。

親子で楽しむ お重とおせち
注文期間:2021年9月22日〜2021年12月上旬予定
https://nakagawa-masashichi.jp/shop/e/ev0383/

コロナ禍以降、忘年会や新年会を控え、巣ごもり消費でおせち料理を購入する人が増加傾向に。豪華な高級おせちも人気を集める中、「親子で楽しむ お重とおせち」のように誰とどのように楽しむか、喫食シーンが具体的に想起できるおせちも生活者の心をキャッチしそうです。



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