
企業・業界動向
Violifeが家庭用プラントベースチーズとバターを全国発売
株式会社J-オイルミルズが、オランダのアップフィールド社とともに、プラントベースチーズの世界的ブランド「Violife(ビオライフ)」のプラントベースチーズとプラントベースバターの家庭用商品を2022年3月1日から、全国で販売します。
生活者のラブコールに応え
2022年3月から5商品を全国展開
「Violife」は、世界有数の一般生活者向けプラントベースフード企業である、アップフィールド社が展開するプラントベースチーズのリーディングブランドです。日本では、2021年9月1日から関東地方の1都6県で販売を開始。その後、他のエリアからも「早く販売してほしい」との声が届いたことから、エリアを拡大し全国での展開に踏み切りました。
Violife(ビオライフ)に届いた生活者の声
2021年9月1日の関東地方1都6県での発売以降、Violifeにはお客さまから以下のような声が寄せられています。
「ずっと探してたヴィーガンチーズ」
「ヴィーガンチーズを普通に買えるようになってきて嬉しい!」
「ちょっとした味変に最高です♡」
「プラントベースチーズはココナッツオイルが使用されていて味がびっくりするくらい似てる。まぁ食べれるかなってレベルじゃなくおいしい。」
「味は、言わないと分からないくらいおいしい!子どもたちの喜ぶ顔を想像して半泣きで買ってきた」
今回販売エリアを拡大する商品ラインナップは、家庭用プラントベースチーズ4商品、プラントベースバター1商品の合計5商品。J-オイルミルズのコーポレートサイトでは、Violifeを使用したオススメレシピが紹介されています。
▶︎Violife(ビオライフ)ブランドページ https://violifefoods.com/jp
日本の食卓でのプラントベースフード
浸透への後押しになるか
近年、世界のプラントベースフード市場は、健康志向や環境への配慮といった社会背景から急速に拡大し、2019年度で約1兆円の規模に達しています。日本でも、2020年度のプラントベースフード市場は、2010年度比で約5.1倍の246億円まで拡大する見込みです。(※)
J-オイルミルズでは、「Violife」ブランドの製品を展開することで、生活者に向けて「新たな食様式における豊かな食卓づくり」を提案。また、外食・中食業界がサステナビリティを実現しつつ、生活者のニーズに応えられるよう支援し、「世の中に食のJoyを広げていく」と、意欲をのぞかせます。
「Violife」のブランド名は、ギリシャ語で「生命」を意味する「Vios」(ビオス)に由来。アップフィールド社の子会社であるアリビア社(Arivia S.A)は、ギリシャを拠点に1990年代よりおいしさにこだわった、乳原料不使用の100%ビーガンの商品をお届けしています。2013年にViolifeを開発し、プラントベースフード市場をリードしてきました。
植物素材と技術力を活かした価値ある製品、アプリケーションを届け、おいしさ、健康、社会や環境の負荷抑制への貢献を目指す、J-オイルミルズ。両者がタッグを組むことで、日本でのプラントベースフード市場もさらに盛り上がりを見せていきそうです。
※出典:TPCマーケティングリサーチ株式会社「植物性乳代替食品市場の最新動向と将来展望」
参考:https://www.j-oil.com/
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