
企業・業界動向
イオンネクスト準備が、次世代ネットスーパー事業で商品情報管理プラットフォームを採用
イオンネクスト準備株式会社は、次世代ネットスーパー事業における商品情報のより高度な統合・管理・供給体制を充実させるため、Stibo Systems株式会社が提供するSaaS型マルチドメインマスターデータ管理プラットフォーム(以下 Stibo Systems MDM)を採用した。
※この記事は「リテールガイド」のWebサイトからの転載記事です。
次世代ネットスーパー事業で商品情報管理プラットフォームを採用
ネットスーパー事業 商品情報プラットフォーム概要図
日本における食料品宅配の市場規模は今後さらなる拡大が見込まれている。その中でイオンは2030年までにネットスーパー事業において6,000億円の売上高を見据えており、中期経営計画の柱としてデジタルシフトを推進し、新たな商品情報プラットフォームを通じて顧客の利便性向上と最も支持されるサービスの確立を目指している。
約5万点の商品情報の品質を確保しながら管理し、2023年の稼働に向け現在建設中のCFC(顧客フルフィルメントセンター)で導入するAI(人工知能)やロボティクスを活用した最新技術へのシームレスな情報供給・連携を実現するため、Stibo Systems MDMの導入が決定した。
■イオンネクストのオペレーション&IT責任者 牛嶋 信滋氏
「プロジェクトに対するアジャイルなアプローチにより、MDMの短期導入を目指します。導入後はインフラの監視や管理など、これまで多くのコストと労力を割かざるを得なかった業務から解放され、ビジネスニーズや環境の変化に迅速に対応した、多種多様なデータの集約・標準化、及び必要とされるデータを様々な形で提供し、事業展開を加速させる価値を創造し続けることに専念することが可能になります。これはまさに、デジタルシフトを進めるために重要な条件でした。」
■Stibo Systemsの代表取締役 工藤 宏之氏
「当社の製品がこのような戦略的デジタル事業のプラットフォームとして採用されたことは誠に光栄です。イオンネクスト準備株式会社様の信頼できるパートナーとして、戦略的データマネジメントの実践とデジタルシフトの加速を強力に支援してまいります。」
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- リテールガイド
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