子育て世代が物価高騰に危機感。家計の見直し検討中の7割が「食費」を対象項目に

調査概要

調査概要：物価高騰に対する子育て世代の意識調査(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000027.000023855.html)
調査方法：インターネット調査
調査期間：2022年4月12日〜同年4月12日
有効回答：子育て世代の会社員111名

株式会社ウィナスは、節約とフードロス削減が叶う通販サイト「SUKUERU」を運営。賞味期限間近であったり、入れ替えなどで店頭に並べられなくなった商品などの訳あり商品を福袋形式で販売しています。

子育て世代の85.6%が
物価高騰を重く受け止めている

物価高騰に対する意識調査では、子育て世代の会社員111名に「Q1.あなたは昨今の物価高騰をどのように受け止めていますか。」との質問に対し、「非常に重く受け止めている」が32.4%、「やや重く受け止めている」が53.2%と回答。合計すると、85.6%の子育て世代が物価高騰を重く受け止めてることがわかります。

重く受け止めていると回答した85.6%の子育て世代にその理由を問うと、58.9%が「生活全般が苦しくなるから」、46.3%が「節制しなければならないから」、35.8%が「旅行や遊びに行けなくなってしまうから」が上位にあがりました。

Q3では自由回答で、昨今の物価高騰を重く受け止めている理由を質問したところ、「給料は上がらないのに、ものの価格ばかりあがるから」や「子供が育ち盛りなので、食費はあまり削れず何を節約するか悩みどころ」などの声がありました。

半数以上が家計の見直しを検討
検討項目は「食費」が75.5%で最多

物価高騰を重く受け止めていると回答した方に、その対応策を質問したところ「節電・節水の徹底」が57.9%、「家計の見直し」が51.6%、「情報にアンテナをはる」が31.6%という結果に。

Q4で物価高騰に対応する策として、「家計の見直し」を挙げたのは51.6%。そのうち、検討項目として「食費」と回答した方は75.5％にのぼりました。

8割以上の子育て世代が
「訳あり商品の福袋」に興味あり

さらに、賞味期限が近い・形が不揃いなどの「訳あり商品の福袋」を、お得に購入することができるサービスを利用したいかの設問に対しては、31.5%が「非常にそう思う」、50.5%が「ややそう思う」と回答。8割以上が利用したいと思っていることがわかりました。

「訳あり商品の福袋」を利用したい理由としては、「品質に問題ないと思うから」が62.6%、「家計にやさしいから」が54.9%、「フードロス削減に貢献できると思うから」が​​41.8%という回答になりました。

自由回答で利用してみたい理由を聞いたところ、「お得ならなんでも試してみたい」や「捨てるものが、普段から多いように感じている」など、さまざまな回答がありました。

＜自由回答・一部抜粋＞
・45歳：フードロスを減らすことは生産者にも生活者にもメリットがあるから。
・35歳：少しでも家計の負担を減らしたいから。
・36歳：お得ならなんでも試してみたい。
・38歳：捨てるものが、普段から多いように感じている。
・49歳：普段買えないものが買えたりするから。
・46歳：こうした商品が買われることにより、消費期限、価格（対在庫）の考え方が変わることに期待。
・30歳：まとめて買えて便利だから。
・40歳：すぐ使うものであれば訳アリのもので十分。

多くの子育て世代が昨今の物価高騰に危機感を覚えており、家計の見直しとして「食費」を対象にしていることがわかりました。中には、「これ以上どう節約すれば良いのか分からない」といった戸惑いの反応も。そうした背景から「訳あり商品の福袋」も関心を集めているようです。

生活者にとっては節約することも大切ですが、このままでは食の関連企業は冷え込むばかりです。フードテックの進化などを追いながら、これから目指す食の未来を見据えた対策を生活者に提案していく必要がありそうです。

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