韓国おでんとは?日本のおでんとの違いと人気急上昇の理由[トレンド調査隊]

韓国おでんとは?日本のおでんとの違いと人気急上昇の理由[トレンド調査隊]

急上昇のトレンドメニューを調査する「トレンド調査隊」。続く韓国ブームの中、冬に向けて大注目の「韓国おでん」について日本との違いや人気の理由を紹介します。

韓国おでんは冬の定番屋台フード

15306_image01.jpg
韓国おでんとは、韓国の屋台でトッポギやキンパなどと一緒に並んでいる、定番の屋台グルメです。韓国でも「オデン(오뎅)」と呼ばれていて、日本語に由来する言葉だといわれています。

一見、油揚げのように見えるものは薄く平たい形の練り物で、これを畳んでうねうねと串に刺したものを、昆布や煮干しなどのスープで煮ます。

スープは店ごとに個性があって、唐辛子を加えた辛いものや、提供の際に隣にあるトッポギの甘辛いタレをかけてスープに変化をつける店もあります。温かくて辛いスープで食べる韓国おでんは、冬に特に人気の屋台グルメです。

韓国のおでんと日本のおでんの違い

日本のおでんは練り物のほかに、大根やこんにゃくや卵などいろいろな具材が入りますが、韓国おでんは基本的に、練り物を串に刺した「어묵(オムク)」という具材のことをいいます。

鍋を囲んで家で食べることの多い日本のおでんに比べて、韓国のおでんは屋台グルメで、スープと一緒に紙コップに入れたものを食べ歩きすることが多いようです。

15306_image02.jpg

韓国ドラマに登場。韓国風居酒屋「ポチャ」とともに注目度アップ

「韓国おでん」の検索頻度は2022年4月頃から急上昇し、10月には昨年の同月比で倍以上になりました。コロナ禍や円安の影響で海外旅行を控える人がいるなか、日本で韓国旅行気分を味わいたいというニーズはまだまだ続いています。韓国ドラマでは屋台で串に刺さったおでんを食べるシーンがよく登場していて、韓国気分を味わうメニューとして、韓国おでんの人気が年々高まっていることがうかがえます。

また、韓国で寒い時期になると増える屋台居酒屋「ポチャ(포차)」にブームの兆しがあることにも注目です。2022年8月には「3COINS」から韓国の屋台らしい食器やグラスなどのアイテムが販売され、自宅で気軽に「ポチャ」を再現できるようになりました。屋台グルメの定番である韓国おでんは、この冬のおうち「ポチャ」のメニューとしても多く登場しそうです。

クックパッドでの検索数も年々上昇

15306_image03.jpg

クックパッドでの検索数をみると、数多くの韓国ドラマが話題を呼んだ2020年から伸びはじめ、2021、2022年と上昇傾向にあります。2022年は投稿レシピ数も例年より多くなっています。


韓国おでん 屋台の味 by ななちむ☆07 さん
https://cookpad.com/recipe/5441848

recipe

おうち韓国★屋台の韓国おでん by ちーすけ♡ さん
https://cookpad.com/recipe/7344451

recipe

韓国おでんは新しい具材として定着する予感

うねうねと串に刺さった見た目こそ珍しい韓国おでんですが、味はというと日本人に馴染みのある練り物で、世代問わず食べられる食材です。いまはまだ通販や韓国食材の専門スーパーでしか購入できませんが、広く購入できるようになれば、日本のおでんの具材として定着することも考えられます。

韓国ブームにとどまらず、新しいおでんの具材やテイクアウトフードとして、スーパーやコンビニで見かけるようになる日も遠くないかもしれません。



この記事が気に入ったらフォロー

ニュースレター登録で最新情報をお届けします!





著者情報

著者アイコン
FoodClip
「食マーケティングの解像度をあげる」をコンセプトに、市場の動向やトレンドを発信する専門メディア。
月2-4回配信されるニュースレターにぜひご登録ください。 
登録はこちら>>> https://foodclip.cookpad.com/newsletter/
twitter : https://twitter.com/foodclip