料理の簡便化には世代差あり。冷凍食品は30代と70代に人気

調査概要

調査方法：インターネット調査
調査地域：全国（日本国内）
調査対象：クックパッドメルマガ「モニまが（※）」登録会員
有効回答数：2,724s
調査期間：2022年10月25日〜10月31日　
調査主体：クックパッド株式会社
ページ数：24ページ

料理の簡便化について、実践していることは？

料理に関わる家事について、簡便化のためにしていることを聴取した結果、年代別でみると「作り置き」や「常備菜の活用」は、どの年代にも定着していることがわかります。

「冷凍食品を使う」に関しては、30代と70代で顕著にポイントが高く、離乳食や幼児食などを作る機会が多い30代や、食事量が少ない高齢層にとって、少量ずつ使える野菜などの冷凍食材が重宝されていると考えられます。

そのほか「洗い物を減らす」「品数を減らす」については、若年層ほどポイントが高く、特に20代で顕著に高い結果となりました。単身世帯の若者は料理の品数よりも、簡単にできる料理や片付けが楽な料理にメリットを感じることが多いと考えられます。

また、「献立を固定する」「レトルト食品を使う」に関しては、70代のポイントが顕著に高い結果となりました。

品数を減らしても栄養バランスを保ちたい調理者の思い

料理の簡便化のために「品数を減らす」と回答した人は、全体の18.8%となっています。

減らす品目については「副菜を減らす・作らない」が46.4%と最も高いポイントに。次いで「副菜は作り置きを利用する」「副菜はお惣菜を利用する」となっており、いずれも副菜を調理する手間を省いているようです。

そのほかの回答では『品数を減らす代わりに、食材をたくさん使う鍋や炒め物を作る』といった回答があり、品数は減らしても栄養バランスはきちんと考えたいという調理者の思いが感じられる結果となりました。

全24ページの「料理に関わる家事の簡便化」に関する調査レポートから、最新の生活者動向がわかります

実際のレポートでは、このほかに「普段の料理で、最も簡便化したい工程」や、「料理の簡便化のために具体的にしていること」などについても聴取しています。

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