コロナ禍でも検索ランキング19位　「お弁当」の2022年の検索傾向とは

「お弁当」は全検索キーワードの中で19位のビッグワード

「お弁当」は2022年の年間検索頻度ランキングで、すべての検索キーワードのうち19位のビッグワードです。2022年の年間検索頻度は8.2、前年比90.1%と、新型コロナウイルス流行以降は下降傾向にありますが、依然として大きな市場であることに変わりありません。

直近3年間の週別検索頻度をみると、2020年3〜5月は1度目の緊急事態宣言で休校措置となった影響で、大きく減少している状況です。2021年以降は、お弁当作りの習慣が始まる春先に山場があり、また秋には運動会や遠足、ハロウィンのデコ弁当のニーズによって上昇しています。

「お弁当」の検索頻度は30〜40代が高く、幼稚園から高校生の子どもがいる世帯で多く検索されていると考えられます。2023年2月現在、「お弁当」のレシピは22.6万品以上投稿されています。

スープジャーの特性を活かせる食材が上位にランクイン

「スープジャー」と検索されるすべてのキーワードランキングの上位に、「お弁当」「お昼ごはん」といったキーワードが確認できます。保温性が高く、朝作ったものが昼まで冷めず、温かいまま味わえることが人気の理由のようです。
その他にもスープジャーが持つ、内部温度を一定に保つ特性とマッチした食材が上位にランクインしています。

2020年に「オートミール」が8位に初ランクインし、2021年以降は1位へと急上昇しました。オートミールをお湯で戻す点がスープジャーとマッチし、伸びたと考えられます。食物繊維が豊富で腹持ちがいいため、ダイエット目的で食べられていることが多く、雑炊やリゾットのようにアレンジしているレシピが人気です。

また、「パスタ」や「春雨」も乾麺のまま朝スープジャーに入れることで、お昼に食べごろになっている点が便利と支持されて上位にランクインしていると考えられます。

全16ページの「お弁当」のレポートからユーザーの検索動向がわかります

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