おつまみにも韓国ブームが　「ヤンニョムアレンジ」に注目

検索頻度は年々減少傾向。「おつまみ」は若年層に需要あり

「おつまみ」の2022年の年間検索頻度は2.1、前年比80.9%となりました。コロナ禍での家飲み需要が増えた2020年から年々微減傾向にありますが、引き続き検索頻度の高いキーワードの一つです。

直近3年間の週別検索頻度をみると、1年通して比較的安定した動きをしていますが、ゴールデンウィークと夏休みシーズンにやや上昇する傾向があります。2020年3月～5月にかけては、新型コロナウイルスによる緊急事態宣言で外出制限等があり、家飲み需要が増えた影響から、おつまみメニューのニーズが高まったと考えられます。

また、「おつまみ」の検索頻度は20代が最も高く、若年層ほど高い傾向にあります。2023年2月時点で、「おつまみ」に関連するレシピは17.6万品以上投稿されています。

韓国ブームはおつまみにも。「ヤンニョム」が注目キーワード

「ヤンニョム」は、コチュジャン・韓国醤油・唐辛子粉・韓国味噌・ごま油・砂糖などに、ニンニクなどの薬味が入っている韓国の合わせ調味料のことです。日本では鶏の唐揚げにヤンニョムを絡めた「ヤンニョムチキン」が話題となり、認知度が高まりました。

2022年の年間検索頻度は0.08、前年比119.9%と経年伸長しています。20代・40代・50代の女性からよく検索されており、ヤンニョムは辛みもあるため、小さい子どものいる家庭ではあまり作られていないと考えられます。

「ヤンニョム」と組み合わせて検索される材料のキーワードランキングをみると、鶏肉の部位が多くあり、特にヘルシーで安価な「鶏胸肉」が人気です。鶏肉以外に「豚」「竹輪」「えのき」「厚揚げ」「なす」なども伸長傾向で、さまざまな食材でヤンニョム味が試されていることがわかります。

全20ページの「おつまみ」のレポートからユーザーの検索動向がわかります

実際のレポートでは、この他にも「おつまみ」に関連するキーワードの検索頻度や推移、ランキングをコメント付きで分析。検索が増える時期や、どんな食材との組み合わせが人気なのか？など、クックパッドユーザーの検索動向がわかります。

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