年代・種類別「季節の手仕事」の楽しみ方とは　実態をレポート

関連レシピは4.6万品以上。梅干しは50代以上に人気の手仕事

「梅干し」の2022年の年間検索頻度は0.55、前年比102.2%となっており、2020年にやや減少していますが、その後微増傾向です。

直近3年間の週別検索頻度をみると、梅が店頭に多く並ぶ6月の第1週にピークを迎えることから、この時期に梅を漬ける「梅仕事」をしているとわかります。その後、7月中旬から8月上旬にかけても山場がありますが、この時期は「土用干し」と言われる、漬けた梅を干すタイミングとなっています。

「梅干し」の検索頻度は60代女性、70代女性、50代女性の順で高く、調理に時間がかけられる年代に支持されており、「梅干し」に関するレシピは4.6万品以上投稿されています。

梅酒はお酒や砂糖の種類で幅広いアレンジ。漬けた梅も再利用

「梅酒」も6月に検索頻度がピークとなる手仕事のひとつです。
「梅酒」と組み合わせて検索されるすべてのキーワードランキングを見ると、上位には「ブランデー」「ウィスキー」「日本酒」「焼酎」があり、漬けるお酒の種類を変えることでバリエーションを楽しみたい調理者の思いがうかがえます。経年でランクアップしている「ウィスキー」の人気レシピを見ると、安価なウィスキーでも香りよくおいしく作れることが魅力的だと支持されているようです。

氷砂糖よりもコクが出て味わい深くなる「黒糖」「はちみつ」が2020年以降ランクアップ。半年以上、または数年漬けて飲むものであるため、梅やお酒、砂糖の種類を変え、前年と比較する楽しみがあると考えられます。

また、「ゼリー」は、漬けた梅をそのまま入れて作るレシピや、炭酸水を入れてシュワシュワした口当たりにするレシピなどがあり、大人のデザートとして楽しまれています。

全17ページの「手仕事（梅・らっきょう）」のレポートからユーザーの検索動向がわかります

実際のレポートでは、この他にも「手仕事（梅・らっきょう）」に関連するキーワードの検索頻度や推移、ランキングをコメント付きで分析。検索が増える時期や、どんな食材との組み合わせが人気なのか？など、クックパッドユーザーの検索動向がわかります。

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