レンズ豆は高齢層からも高い支持　植物性タンパク質の検索傾向とは

常備率の高い大豆加工食品。関連レシピは2.7万品以上投稿

「大豆」の2022年の年間検索頻度は0.62、前年比89.6%とダウン傾向にあり、大豆は輸入率が高く、物価高などが影響していることも考えられます。

「大豆」の検索頻度は高齢層と、30代後半から40代女性で高くなっています。栄養価が高い植物性タンパク質として、高齢層や成長期の子どもがいる家庭では、重宝される食材の一つのようです。また、直近3年間の週別検索頻度をみると、例年2月3日の節分の日の週が最も高い結果となりました。

その他、昨今では代替肉の原料としても浸透しており、ヘルシーニーズも高いようです。「大豆」のレシピは2023年3月現在で2.7万品以上投稿されており、検索頻度の数値から想像されるレシピ数より多い印象。大豆加工食品は常備率が高く、日本の食卓に欠かせないことなどが背景にあると考えられます。

近年注目のレンズ豆。高齢層からも高い支持

「レンズ豆」は、マメ科ヒラマメ属の植物の実の部分。日本ではヒラマメ、英語ではレンティルと呼ばれることもあります。インドやネパール、欧州ではごく一般的に使われており、栄養価も高くベジタリアンやヴィーガンの人たちからも人気がある食材です。

2022年の年間検索頻度は0.03、前年比85.8%で、50代～70代女性でよく検索されています。「レンズ豆」の投稿レシピは2023年3月現在で1,400品以上あり、異国風のレシピが多くなっています。

また、組み合わせて検索されるキーワードランキングのトップ4は「スープ」「カレー」「サラダ」「煮込み」で、経年ほぼ変動がありません。食材キーワードも「豚」「トマト」「ソーセージ」「鶏」などが経年でランクインしており、定着しています。

全18ページの「大豆・小豆・ひよこ豆・レンズ豆」のレポートからユーザーの検索動向がわかります

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