「ローリングストック」の認知度は6割程度　世代別の防災意識を調査

調査概要

調査方法：インターネット調査
調査地域：全国（日本国内）
調査対象：クックパッドメルマガ「モニまが（※）」登録会員
有効回答数：3,270s
調査期間：2023年1月24日〜1月30日　
調査主体：クックパッド株式会社
ページ数：24ページ　　

高齢層と若年層で分かれる非常食の種類

「どのような防災食・非常食を備えていますか」を聴取した結果を年代別でみると、「カップラーメン・カップうどん・袋麺など」や「缶詰」は高齢層ほどポイントが高い傾向にあり、高齢層にとってこれらの食品が非常食のイメージが強いことがわかります。

一方で「長期保存米」「長期保存パン」などは30代・40代の比較的若い世代でポイントが高く、「栄養補助食品」「ゼリー類」も若年層ほどポイントが高い傾向にあるようです。

また、非常時に重宝されることが多い「菓子」については、30代・40代の比較的子育て世帯が多い層と、70代以上の高齢層でポイントが高くなっています。

乳児がいる場合、必需品となる「離乳食・粉ミルク」については、一番ポイントが高い30代でも7.6%の結果となっており、低い印象があります。

「ローリングストック」の認知率は65.4％

「ローリングストック」について聴取した結果、全体の65.4%が認知していると回答しました。

自然災害が多い日本では、メディアや防災グッズ売り場で「ローリングストック」という言葉を目にすることも多く、意味を理解している人が多い印象。一方、実施している人は30.4%と、認知者ベースでも半数以下という結果になっています。

また年代別では、認知・実施とも50代で最もポイントが高く、次いで40代、30代が高い状況です。20代以下の若年層では、ローリングストックについて理解していない（「聞いたことはあるが、詳しくは知らない」、「知らない」）が51.3%と、他年代に比べ認知度が低い結果となりました。SDGsや食品ロスなどに関心が高い若年層ですが、災害に関する知識や意識はあまり高くないことがわかります。

全24ページの「非常食・ローリングストック」に関する調査レポートから、最新の生活者動向がわかります

実際のレポートでは、「防災グッズとしても使える調理器具を持っているか」や「どのような非常食があれば良いと思うか」などについても聴取しています。

「食のデータレポート」では、記事でご紹介したレポートをはじめ、クックパッドユーザーへの独自調査や調理実態、トレンドの芽などさまざまなレポートをご用意。サービスにご登録いただくと、各プランに合わせて、毎月お好きなレポートをご利用いただけます。（ダウンロード数の上限あり）

【登録不要】サンプルレポート公開中

ご提供中の食のデータレポートの中から、サンプルをご用意しました！ご登録は不要ですので、ぜひご覧ください。

物価上昇に関する調査レポート

社内の情報共有や商談資料に使える！食のデータレポートとは？

利用者数No.1の料理レシピサービス「クックパッド」に蓄積された検索動向をもとに、最新の生活者ニーズをFoodClip編集部がレポート化し、ご提供するデータサービスです。ダウンロードしたデータは、出典元を明記の上、商談資料や商品開発・販促企画のヒントにご活用いただけます。

食のデータレポートが選ばれる理由

■利用者数No.1料理レシピサービスのデータベース
　ビッグデータの分析から「調理者の課題」や「食卓のいま」がわかります。
■データだけでは見えない生活者のリアルなインサイト
　著しく変化する生活者の購買・調理行動・意識がわかる！1998年3月開設以来蓄積された検索データや調理データ、クックパッドユーザーへのアンケート調査がベース。
■毎月10本程度追加更新

検索頻度や生活者データなど、注目の8カテゴリ

ご利用いただけるデータは、クックパッドユーザーへのインターネット調査結果をはじめ、クックパッドに蓄積された検索データや調理データなどをご用意しています。生活者の購買・調理行動・意識データを、皆さまのビジネスシーンでご活用ください。

レポート一覧はこちらから
https://foodclip.cookpad.com/datareports/

「食のデータレポート」の詳細はこちら。ぜひ、ご覧ください！