タイのどら焼き?! 屋台おやつ「カノムトーキョー」

タイのどら焼き?! 屋台おやつ「カノムトーキョー」

HolicClipの連載[世界の台所探検]です。世界中の台所を訪れて現地の人と料理をする台所探検家・岡根谷実里さんのレポートから、世界各地の家庭料理を通じて、さまざまな食の文化と歴史、それぞれの暮らしを感じることができます。

カノムトーキョーって?

「カノム」はタイ語でお菓子やスナック、「トーキョー」はもちろん東京。 「カノムトーキョー」はその名もズバリ「東京おやつ」という意味です。 しかしながら、その発祥は日本ではなくタイという不思議な一品。現地に住むペイペイさん姉妹とテレビ電話でつながり、「オンライン台所探検」で作り方を教えてもらいました。

タイ語版クックパッドの「カノムトーキョー」レシピはこちら

4959_image01.jpg

鉄板でくるくる!
自由な具材で楽しみ方いろいろ

屋台の「カノムトーキョー」は鉄板で作りますが、おうちで作る場合はフライパンかホットプレートでOK!薄めのどら焼きのような生地を焼いて、具をのせ、くるくると次々に巻いていきます。 中に入れる具は、おかず系ではソーセージやひき肉やカニカマ、甘いものではパンダンの葉(※)で風味づけした緑色のカスタードクリームが定番。日本のお祭り屋台のクレープを彷彿とさせる自由さで、一口大なので色々な味を楽しめるのも魅力です。

4959_image02.jpg
教えてもらいながら初めて作ってみましたが、小麦粉や卵など家にあるものだけで作れて、フライパンでも簡単にできました!

ソーセージ入りは、甘い生地にしょっぱい具材が意外に合い、日本ならではのあんこも試してみましたが、こちらも相性ばっちり。あれもこれも入れたくなってしまいました。

(※)パンダンの葉:料理やスイーツの香りづけや色付けに用いられるハーブ

屋台フードをおうちで楽しむ

4959_image03.jpg

この「カノムトーキョー」は屋台で簡単に買えるものですが、最近家で作る人が増えているのだそう。 その理由を聞いてみると、「普段はどこでも買えるものだけど、今はタイも日本と同じようにステイホーム。 コロナ禍で屋台へ買いに行くことができないから、家で作る人が増えているの」とのこと。

日本でも、パンやお菓子作りなどの時間のかかる料理をこの機会に作ってみる人が増えているそうですが、海外の台所でも同じようなことが起こっているみたいです。他にも人気が出ている料理を聞いてみると、日本でも大人気の韓国発「ダルゴナコーヒー(※)」などを教えてくれました。

なかなかまだ海外には行けないけれど、おうち時間のあるこの時期に「カノムトーキョー」を作って、タイの屋台気分を味わってみるのもおすすめですよ。

(※)ダルゴナコーヒー:韓国で人気となった、牛乳の上にホイップ状に泡立てたコーヒーをのせ、2層にしたドリンク



タイ生まれの屋台おやつ!カノムトーキョー by 世界の台所探検家
https://cookpad.com/recipe/6132762
4959_タイ生まれの屋台おやつ!カノムトーキョー.jpg





著者プロフィール

著者アイコン
岡根谷実里
台所探検家。世界各地の家庭の台所を訪れ、世界中の人と一緒に料理をしている。これまで訪れた国は60カ国以上。2014年クックパッド入社。料理から見える社会や文化、歴史、風土を伝えている。
https://note.com/misatookaneya