次なるタピオカは?台湾ブームは?食トレンド予測を深読み!

クックパッドでは、検索データ分析ツール「たべみる」や「クックパッドニュース」のアクセス数などのデータをもとに、食トレンド予測を発表しています。
今回はすでに発表していているキーワードに、フードビジネスマンの皆様向けにご紹介したいキーワードや視点を追記してご紹介します。ぜひメニュー開発などにお役立てください。

ネクストチーズケーキはこれ!
とろしゅわ食感「半熟チーズケーキ」

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2019年に流行した「バスクチーズケーキ」。スペインのバスク地方である表面を真っ黒にしたチーズケーキは見た目もインパクトがありました。コンビニでも発売されて人気が全世代に拡大したように考えられます。チーズケーキはクックパッドでも安定して検索される人気お菓子メニューですが、2020年はその中でも「半熟チーズケーキ」がイチ押しです。

根強い人気を誇る「チーズケーキ」と「半熟カステラ」を掛け合わせた、新ハイブリットスイーツ「半熟チーズケーキ」が、次なるブームとして注目されています。作りたては“ぷるんぷるん”に揺れるほど生地がとろとろ。ベイクドでもスフレでもないとろしゅわな食感が魅力的です。

春のニュー鍋トレンド?
台湾の豆乳おかゆ「シェントウジャン」

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タピオカドリンクや電気鍋など、台湾発信の食トレンドが韓国と同様に目立ってきました。そんな台湾メニューでおすすめなのが台湾の定番朝ごはんである「シェントウジャン」。

黒酢を入れた器に、温めた豆乳を一気に流し込むことで、酸がタンパク質を固める働きによって、おぼろ豆腐のようになります。以前からあった朝食ブームの流れと台湾人気がうまく合わさり、注目度が上がりました。2019年には専門店もでき、連日大盛況に。おうちで楽しめるレシピも続々登場しています。まだ肌寒い春先の朝食メニューや豆乳、酢の切り口から訴求していくのもいいかもしれません。

卵が王座奪還? 
新顔トレンド「エッグスラット」

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「卵は1日1個」という誤解が解消された(※)ことや、低糖質ダイエットの流行によって「卵料理」の人気がより目立つようになりました。オムライスやTKGなど、みんなに愛される卵料理の中でも、2020年は海外の朝食ブームの流れで、2013〜2014年ごろに流行った「エッグスラット」を再注目するのはいかがでしょうか?

時を経て今年9月、ついにLAの人気店が日本初上陸し、再び話題になっています。卵とじゃがいも、牛乳などで手軽に作ることができるため、日本の朝の食卓を席巻する可能性が大。パンと相性が良く、見た目に反してボリュームがあるので、男女問わず楽しむ人が増えそうです。

牛肉ステーキの定着で、
ハレ感のあるお肉に「ラム」

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牛肉輸入の解禁という背景や糖質制限意識、立ち食いレストランの参入によって「牛肉ステーキ」は以前より日常的に食べる機会が増えたように感じます。その結果として、牛肉に対してのハレ感は少し落ち着いたような印象があります。

そんな中で「ごほうび肉」として登場しつつあるのが「ラム肉」。クックパッドでも2019年の「ラム肉」の検索頻度は2012年から比べると、約2倍に伸長しています。

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バター好きのためのチョコケーキ
「レーリュッケン」

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高級バターの専門店に行列が続いていたり、バター本が発売されたり、2019年頃からバターラバーズが増えているような印象があります。そんなバター好きが大ファンになってしまう焼き菓子がこちらの「レーリュッケン」。

ドイツやオーストリアで親しまれている焼き菓子で「レーリュッケン」とは「鹿の背」という意味です。今年の秋にテレビで取り上げられ、話題に。まだ日本ではあまりメジャーでないお菓子ですが、パウンド型などの一般的な型でも作れるので、情報感度が高い女性たちの間でバレンタインでも注目されるかもしれません。

今こそ材料の相棒が必要!
プロテインシェイク

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近年の「筋トレブーム」の流れをうけて「高タンパク」の料理が人気。これまで筋トレ上級者向けの飲み物だったプロテインは、若い女性などが気軽に飲むものに変わってきています。プロテインを溶かして飲むだけでなく、フルーツや野菜を加えてシェイクにしたものがブームになりそう。

意識の高い海外セレブの間ではすでに流行となっているようです。プロテインシェイクは、まだまだレシピが少なめ。プロテインに合う材料やアレンジ方法をクックパッドユーザーは探しているようです。

茎や皮をおいしく食べる
食材ロスレシピ

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近年問題になっている「食品ロス」。
各家庭でも「食材を買いすぎない」「本来食べられる食べ物を捨てない」など、食品ロスを減らす試みをしている人が増えつつあります。そのため、今後はブロッコリーの茎、えのきの石づき、大根やにんじんの皮など、普段捨ててしまうところも“無理せずおいしく食べきる”レシピが求められていきそうです。

次なるモバイルスイーツ? 
バナナジュース、すいかジュース

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中国、台湾、タイなどアジアで幅広く飲まれている「すいかジュース」が、SNSを中心に人気拡散中。輸入食品店やコンビニなどで取り扱う店が増えており、2020年の夏はもっと盛り上がりを見せそう。スイカはカリウムなどのミネラルが豊富で、βカロテンやリコピンなども含んでいることから、美容意識の高い海外セレブの間でも注目を集めています。

また「ネクストタピオカドリンク」として注目されている「バナナジュース」も気になります。ポイントは従来の甘いバナナジュースではなくて「ヘルシー」なところ。フレッシュなフルーツジュースに2020年は注目していきたいですね。

韓国フードは今年も元気!
のびる「チーズボール」

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韓国発の屋台グルメ。『食トレンド大賞2018』にも選出された「チーズハットグ」に続き、若者の間でブームになっています。一口食べると、生地の中に入っているチーズがびよ~んと伸びるので、ハットグと同じくインスタ映えします。専門店も登場していますが、家でも作りやすく、子どものおやつとしても人気が出そう。

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いよいよオリンピック・イヤー!海外の食文化がますます広がりそう

人気スイーツ「チーズケーキ」の新しいレシピや、ヘルシーブームの流れを受けた「プロテインシェイク」、近年家庭でも課題意識のある「食品ロス」など、2020年に話題になりそうな8つのキーワードを選出しました。

その中でも注目しているのは、海外からやってきたレシピです。2020年は、2019年に話題になったアジアをはじめとする海外のレシピが、引き続き人気を集める年になると予測しています。例えば、2019年の食トレンドに選ばれた「タピオカ」は、ミルクティーのトッピングなどで台湾で親しまれているものが、日本に上陸し社会現象化するほどのブームになりました。

2020年は、台湾の朝食「シェントウジャン」、韓国の屋台おやつ「チーズボール」、中国はじめアジアで飲まれている「すいかジュース」など、SNSや若者が注目しているレシピがトレンドになっていくでしょう。今年はオリンピック・イヤーなので、訪日外国人が自国の食文化を日本に持ち込んだり、オリンピックで活躍した選手のお気に入りレシピが話題になったり、ということもありそうです。


いかがでしたか?食トレンドを見つけたり、メニューを育成していくなどでクックパッドは2020年もおうちのフードシーンを盛り上げていきます。ぜひご期待ください。





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クックパッドニュース編集部
2014年より運営しているクックパッドの公式ニュース「クックパッドニュース」は、レシピ紹介記事をはじめ、食の専門家による寄稿コラムやインタビュー記事など、毎日の食卓を楽しくする"料理の知恵"と食のトレンド情報を発信しているメディア。自社サイトのほかLINE NEWSやYahoo!ニュース、SmartNewsをはじめとした様々な外部メディアやプラットフォームにも記事を配信しており、月間約2500万PVを誇る。特に LINE NEWSでは累計で約600万人の友だち数を誇る人気メディアとなっている。