SHIBUYA109発、カフェグルメ最新トレンド予測

SHIBUYA109発、カフェグルメ最新トレンド予測

株式会社SHIBUYA109エンタテイメントが運営する、若者マーケティング研究機関「SHIBUYA109 lab.(シブヤイチマルキューラボ)」は、 around20と定義する15歳~24歳の女性を対象にトレンド調査をおこない、カフェ・グルメ部門、モノ・コト部門、ヒト部門、アーティスト部門の4部門において、2021年のトレンド予測を発表しました。
FoodClipではカフェ・グルメ部門で発表された5つのフードコンテンツについて紹介します。

SHIBUYA109の若い女性たちへ
アンケート調査を実施

SHIBUYA109 lab.(シブヤイチマルキューラボ)は、株式会社SHIBUYA109エンタテイメントが運営する新しい世代に特化した若者マーケティング調査研究機関。SHIBUYA109のターゲットである「around20(15~24歳)」を中心に彼らの実態を調査し、SHIBUYA109独自の視点から分析をおこなっています。

SHIBUYA109 lab.が毎月実施する、SHIBUYA109のネットワークに属するaround20(15〜24歳)女性へのアンケート調査から、around20注目のトレンドキーワードをSHIBUYA109 lab.が独自にピックアップ。さらに、トレンドキーワードに対するWEBアンケート調査をおこない、4部門(カフェ・グルメ部門、モノ・コト部門、ヒト部門、アーティスト部門)の中から、票を集めた上位5コンテンツを2021年のトレンド予測として発表しました。

カフェ・グルメ部門で発表された、5つのフードコンテンツについて詳しく紹介します。

カフェ・グルメ部門のキーワードは‥

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カフェ・グルメ部門のトレンド予測として発表された、5つのフードコンテンツについて詳しく紹介していきます。キーワードには「# 韓国カフェフード」や「# おうちで楽しむ」が挙げられ、依然として根強い人気を集める韓国フードや、自宅でも楽しめる写真映えのよいカフェグルメがトレンド入りしています。

クロッフル

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クロワッサンとワッフルをかけ合わせた、韓国で話題のスイーツ。クロワッサンの生地で作られたワッフルは、香ばしくサクサクな食感が魅力です。

ワッフルメーカーとクロワッサンがあれば自宅でも簡単に作れるので、カフェだけでなく、おうちでも楽しめるスイーツであることから、注目されています。

ノンアルコールカクテル

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お酒が飲めない年齢の若者はもちろん、成人した若者からも支持されているノンアルコールカクテル。

六本木にオープンしたノンアルコールバー『0%』がきっかけとなり、注目が集まっています。SHIBUYA109 lab.で実施したお酒に関する調査(20~24歳男女対象400s)では、お酒を飲む頻度に関しての質問に、34.8%の若者が「2~3か月に1回」もしくは「それ以下」と回答しており、頻度が低い傾向にあることが分かっています。

お酒が好きな若者を対象としたインタビューでも、お酒そのものではなく「友達と共有する時間」が重視されており、アルコールの有無はあまり重要ではないという声が多く聞かれています。そのため、その場の世界観やカワイイ見た目のノンアルコールカクテルで、飲まなくてもお酒のムードを感じられることが魅力になっているのではないでしょうか。

エビロールサムギョプサル

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通称「エビギョプサル」は、韓国グルメの聖地、新大久保で楽しめるグルメ。エビの豚肉巻きをチーズに絡めて食べるメニューで、サムギョプサル同様に動画映えも期待できるメニューです。

お取り寄せグルメ

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自宅で過ごす時間の増加により、お取り寄せグルメに注目が集まっています。本格的なスイーツやグルメを楽しむという目的だけでなく、昨年からトレンドとなっている、インテリアや雑貨にこだわった自分のお部屋作りからみられる「おうち映え」の観点から、食器にもこだわった写真を撮影し、SNSに投稿する若者も増えています。

お取り寄せグルメは若者にとって価格帯が高いものも多くありますが、家族や友達とシェアすることが想定されており、おうち時間の中での特別な体験を生み出し、共有する装置にもなっています。

バスクチーズケーキサンド

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2019年にもトレンドになったバスクチーズケーキと生クリームが入ったスイーツ。豪快な見た目と濃厚な味わいが楽しめることが魅力となっています。断面のボリューム感を強調した写真はSNSでも目を引く存在となりそうです。

選出ノミネートされた他コンテンツは?

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残念ながら、2021年のトレンド予測には挙がらなかったものの、ノミネート候補まで選出ピックアップされた下記のフードコンテンツにも注目しておきたいところです。

「サムギョプサル」「ビーガンフード」「台湾カステラ」は、すでにご存知の方も多いと思いますが、「バブカ」「カンジェウセウ」はまだまだ知られていないのでは?

「バブカ(Babka)」は、もともと東欧ユダヤ系のパンですが、近年特にニューヨークでスイーツとして人気が高まっているのが「チョコレートバブカ」です。ブリオッシュのような、卵黄や砂糖とバターがたっぷりと練りこまれた生地に、チョコレートやシナモンを巻き込んだパンです。

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カンジャンセウとは、「カンジャン(간장)=醤油」「セウ(새우)=海老」の意味で、海老の醤油漬けのことです。にんにくやしょうが、唐辛子などを加えたピリ辛醤油だれに海老を漬け込み、じっくりと味を染み込ませた韓国の定番おつまみです。ご飯のうえにのせて、漬け丼のように楽しむ人も多いようです。

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トレンドやおいしいものに敏感な若い女性たちがピックアップしたフードコンテンツ。今後どのような盛り上がりをみせてくれるのか、引き続き目が離せません。



writing support:Emiko Tanaka





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