ギルトフリーなスイーツで、我慢しないでヘルシーに。

ギルトフリーなスイーツで、我慢しないでヘルシーに。

最近、健康や美容にこだわる女性たちの会話の中で聞こえてくるのが「ギルトフリー」というワード。guilt(罪悪感)がfree(無い)を意味するギルトフリーは、特にスイーツに対して使われることが多いようです。ギルトフリーなスイーツとは、どんなものを指すのか?レシピと合わせて詳しくご紹介します。

ギルトフリーとは

ギルトフリーとは、“罪悪感がない”という意味です。主にスイーツに関して使われることが多く、低糖質・低カロリー・グルテンフリー・乳製品フリー・栄養価の高いスイーツなどが挙げられます。

スイーツは好きだけどカロリーや糖質を摂り過ぎてしまうのが心配という人でも、間食時に罪悪感なく楽しめるギルトフリーなスイーツの魅力を探ります。

ギルトフリースイーツの人気の背景

ギルトフリースイーツの始まりは、2010年代前半にオーストラリアで生まれた「ブリスボール」だと言われています。日本には2016年頃に上陸し、美容やダイエットに対する意識が高い女性を中心に注目されるようになりました。

ギルトフリーが流行っている理由には、「取り入れやすさ」があります。多くの人は、高カロリーで高脂質なスイーツなどを食べる時、罪悪感を抱いてしまいます。でもやめられない、というのが人間の心理。その葛藤を解消してくれるのがギルトフリーなのです。

また、昨今はコロナ禍による健康思考の高まり、食に対する意識変化も影響していると考えられます。健康のために、よりナチュラルでより身体にいいもの、質のいいものを求める嗜好が高まってきました。さらに持続可能な社会づくりを目指すSDGsの観点からも、地球環境や社会に優しいものを求めている人が増えているのです。

ギルトフリーの定義は?

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ギルトフリーの定義は「食べたら太る、身体に悪そうといったイメージがなく、罪悪感や後ろめたさがなく食べられる、購入できるもの」です。つまり、ヘルシーで栄養化が高く、かつ自然食材で安全で身体にいいイメージがあるものです。

具体的には、低糖質な材料で糖質制限をしているもの(ローカーボ)、バターなどの脂質を使わないヘルシーなもの(低カロリー)、小麦粉を使用していないもの(グルテンフリー)、砂糖や添加物などを使わず自然食材で甘みを出しているもの(シュガーフリー、無添加)などです。

他にも、動物性ではなく植物性由来の材料を使っているなど、地球環境や動物愛護の観点で配慮されているものも含まれます。

おいしくてヘルシー!
ギルトフリーなスイーツたち

ここでは、どんなスイーツがギルトフリーとされているのか、代表的なものをいくつかご紹介します。

1.ブリスボール
ギルトフリースイーツの先駆けとなったもので、小麦粉や砂糖を使わず、ナッツやドライフルーツなどの自然素材から作られたボール状のお菓子のこと。材料を混ぜて丸めるだけ、という簡単さも人気の理由です。

2.豆花
台湾の国民的なスイーツ。豆乳を柔らかく固めただけというシンプルかつヘルシーで、舌触りがなめらかなプリンのような食感です。そのままでももちろん、フルーツやナッツなど好きなものをトッピングして楽しめます。
豆花について詳しくはこちら

3.オートミールクッキー、おからクッキー
小麦粉の代わりに、おからやオートミールを使い、砂糖の代わりにはちみつやメープルシロップを加えたクッキー。さらにゴマやドライフルーツなどを加えたりアレンジもさまざまです。
オートミールについて詳しくはこちら

4.甘酒アイス
甘酒にレーズンなどのドライフルーツを加えて冷凍させるだけの簡単なアイス。砂糖も人工甘味料も一切使わず、素材の味と優しい甘みがクセになります。

5.米粉パンケーキ
グルテンフリーの米粉パンケーキミックスを使ったパンケーキ。小麦粉にはない、米粉独特のもちっとした食感が人気です。米粉はたい焼きやカップケーキにも応用できます。

クックパッドでも人気!
ギルトフリーなスイーツレシピ4選

いつものスイーツの材料をちょっと変えるだけでOK!ギルトフリースイーツのおすすめレシピをご紹介します。

☆本当にヘルシー☆オートミールクッキー☆ by ぶーにゃん。さん
https://cookpad.com/recipe/2101918
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ギルトフリー♡豆腐と米粉のバナナパウンド by RYOKOTSUNEさん
https://cookpad.com/recipe/3932099
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低脂質♪かぼちゃ豆乳ヨーグルトケーキ by きよきちのすけさん
https://cookpad.com/recipe/6662480
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ギルトフリー☆トリュフ(ブリスボール) by *実月*さん
https://cookpad.com/recipe/6615850
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コンビニやサブスクでも広がる
ギルトフリーなスイーツ

ギルトフリーなスイーツは手作りだけでなく、市販でもコンビニで新商品が続々登場してるなど身近なものになってきました。また、おやつのサブスクリプションサービスでも楽しむことができます。


BE-KIND「ナッツバー」

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2004年に米国で発売して以来、世界中で親しまれ、日本には2020年4月に初上陸。厳選素材をまるごと使ったナッツバーは、現在5種類のフレーバーを展開し「素材本来の味を楽しめる」「罪悪感なくおやつを楽しめる」と好評です。全国のセブン-イレブン、デイリーヤマザキ、ファミリーマート、ローソン、NewDaysで購入できます。


トムアンドルーク
「フルーツ&ナッツスナックボールチョコレート」

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ニュージーランドで人気のスポーツトレーナーと有名カフェのシェフがプロデュースしたチョコレート。主原料のデーツ、カカオ、アーモンドを混ぜてボール状にした身体にいいスイーツがコンセプトです。白砂糖不使用とは思えないしっかりとした甘さは、満足感が得られること間違いなし。セブンイレブンでも購入できます。(北海道、東北、関東、東海エリア限定)


おやつの定期便「スナックミー」

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参考:https://snaq.me/


人口添加物、ショートニング、砂糖など不使用、かつナチュラル素材からできたギルトフリーなおやつを届けてくれるサブスクリクションサービス。月額1,980円(税込)で毎月変わる100種類以上のおやつから、食べきりサイズのものが8つ届けられます。何が届くかわからないワクワク感や、これまで知らなかったスイーツとの出会いなど、おやつの新たな楽しみを体験できます。


Sugar Detox(シュガーデトックス)ギルトフリースイーツ

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パーソナルトレーナーを経て、トータルダイエットカウンセラーとして活動する大西ひとみさんが考案するギルトフリースイーツのショップ「h+diet(エイチプラスダイエット)」。野菜をふんだんに使用し、オーガニック食材にこだわるだけでなく、白砂糖や人工甘味料はもちろん、はちみつやメープルシロップなども一切使用せず、果物そのものの甘みで作られています。

ギルトフリーでヘルシー&おいしいが広がる

ギルトフリーは、これまでのスイーツの常識を変えてくれた新しいジャンル。決して通常の原料で作られたスイーツの代替品ではなく、自然素材を活かした味や食感はギルトフリースイーツならではのおいしさであり、魅力でもあります。

今後、社会や環境の変化によって、生活者の自然派嗜好、健康志向の意識はますます高まっていくでしょう。ギルトフリーは一過性の流行りではなく、食のジャンルとして、さらにはライフスタイルとしても支持され、定着していくのではないでしょうか。



writing support:Miyuki Yajima





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