炊飯に関する調査。ごはんをまとめ炊きをする人が約7割

炊飯に関する調査。ごはんをまとめ炊きをする人が約7割

昨今、内食や自炊の機会が増加したり、食材を買い置きしたりするなど、家庭の食卓における食習慣は大きく変化しています。なかでも、炊飯に関する生活者行動はどのようなものなのでしょうか?パナソニック株式会社の調査を紹介します。

生活者の炊飯に関する実態を調査

パナソニック株式会社が、20~60代の男女800名を対象に炊飯習慣についてのアンケート調査をおこないました。その結果、約9割の人が購入後のお米の消費には2週間以上かかり、約7割の人が炊飯後に保温や冷蔵・冷凍保存をするなどの「まとめ炊き」をおこなっているという実態が明らかになりました。


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【調査結果の概要】

  1. お米の買い置きが増えた人は約4人に1人。購入後のお米の消費に2週間以上かかる人が約9割
  2. 購入後のお米を冷蔵庫に保存する人は約1割
  3. 1回に3合以上炊飯する人が半数以上。約7割の人がまとめ炊きをしている
  4. 半数以上が保温ごはんがおいしくない、冷凍ごはんがおいしくないと感じている

お米の買い置きが増加。
購入後2週間以上かけて消費する人が多数

まず、コロナ禍で買い置きが増えた食品について調査したところ、お米の買い置きが増えた人は約4人に1人いることがわかりました。また、購入したお米を消費するのに2週間以上かかる人が約9割いました。


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購入後のお米を冷蔵庫に保存する人は約1割。
冷蔵庫に保存したくてもスペースがない

購入後にお米をどこで保管しているか聞いたところ、冷蔵庫に保存をしている人は約1割で、キッチンのキャビネットや食器棚の中、キッチンに出しているなど、常温で保存している人が多くいることがわかりました。

「冷蔵庫で保存したほうが良いと思っているが、冷蔵庫にスペースがない」と答えている人が約4割おり、仕方なく常温保存をしていることも明らかになりました。


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パナソニックのライスレディが教える
お米の保存方法や炊き方

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パナソニック ライスレディは、パナソニック炊飯器の炊飯プログラムを開発している炊飯科学のプロ。毎日3合は試食し、メンバーの五感や経験を活かしながら、おいしさのデータを炊飯器の開発に活かしているそう。そんなライスレディが、お米の保存方法や炊き方について次のようにアドバイスしています。

最近では、お米の保管技術や精米技術の進化により、古米であっても新米とほとんど変わらない風味が楽しめるようになってきました。むしろ、おいしく食べるために意識したいのは、お米の鮮度です。

お米は生鮮食品で、精米直後のお米は約14%もの水分を含んでいますが、その後、常温保存を続けると、およそ2週間で約12%まで減少してしまいます。乾燥が進んで鮮度が落ちると、パサつきが増えて甘みは減ってしまいます。お米はなるべく空気に触れないよう密閉容器に小分けにして、冷蔵庫の野菜室で保存するのがおすすめです。

1回あたり3合以上炊く人が半数以上
多くの人が「まとめ炊き」をしている

続いて、炊飯習慣について調査をしたところ、1回あたり3合以上炊く人が半数以上いました。そして炊飯したごはんの保存方法については、都度食べきる人は約3割しかおらず、冷凍保存する人が約4割、冷蔵保存する人が約2割、炊飯器で保温する人が約1割など、いわゆる「まとめ炊き」をおこなっています。


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保温ごはんや冷凍ごはんは
おいしくないと感じる人が半数以上

炊飯器で保温すると回答した人に対し、保温したごはんはおいしくなくなると感じるかを聞いたところ、半数以上の人がいつも感じる、ときどき感じると回答しました。

30代~50代のDEWKS女性に絞って回答を見ると、実に約9割の方がおいしくなくなると感じているようです。


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ごはんを冷凍保存すると回答した人に対し、冷凍保存したごはんはおいしくなくなると感じるか聞いたところ、いつも感じる、ときどき感じると回答した人が合わせて約5割いました。


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都度食べきらずに保温や冷凍保存する人が多い中、保温や冷凍保存したごはんの味には満足していない実態が明らかになりました。


【調査概要】
調査対象:20~60代男性女性 800名
調査時期:2021年2月実施
調査方法:インターネット調査
※小数点四捨五入の都合上、合計値が100%を超えたり、割ったりするものもあります。



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