N1分析|子育て世代×調理ヘビー層のインサイト分析

ひとりのユーザーさんとじっくり会話して、アクションやインサイトを分析する「N1分析」。定量データだけでは掴みきれない、立体的なユーザー像を理解するために、欠くことのできない分析方法です。

今回は子育てママでお料理を頻繁に作る「クックパッドユーザー」のお手本的存在とも言える、yukanosukeさんのインタビュー内容をご紹介します。定量データ×定性データで戦略立案にお役立てください。

はじめに:
今回ご紹介するユーザーさんのスガタ

ユーザー名:yukanosukeさん
(キッチンID:https://cookpad.com/kitchen/1436695

どんなユーザーさん?
クックパッド歴:10年以上
レシピ投稿数 :300品以上(2020年2月現在)
つくれぽ数  :6,000以上
家族構成   :3人(ご本人・ご主人・お子さん)

レシピ投稿歴10年!
美味しかったあの味を家族に伝えたい

クックパッドを始めたきっかけは、友人がパソコンを覚えたいと言っていて、一緒にサイト検索をしているうちにクックパッドに行き着いて「やってみたら?」と言われたのが最初でした。
その頃、娘も息子も学生でお弁当が必要な時期で、中に入れるおかずがマンネリ化していたのですが、クックパッドでレシピを検索したおかげでとっても助かりました。
そんな具合に始めのうちは検索をしていて、やがてMYキッチン(※)を開設しました。そのうち、皆さんがやっていたつくれぽが楽しそうだったので、自分もやってみたんですね。すると、レシピを書いた作者の方から返信が届いて、とても感動しました。おこがましいかもしれませんが、そのうち自分もつくれぽをもらえたらいいなと思うようになり、試しにレシピを一つアップしたのが、私の投稿の始まりです。そのレシピはしばらくしてつくれぽが届きました。送ってくださった方とは、今でもクックパッド上で交流を続けさせていただいていますよ。

レシピを投稿し始めて10年経ちますが、今でもレシピが続いている理由としては、自分の中で覚書の意味合いもあるからだと思います。家族が「あれ美味しかったね?どうやって作るの?」とお料理を褒めてくれたときに、「これを見ればわかるよ」と言える状態にしていたいんです。とはいえマイペースに、美味しかったらあげようかなというスタンスで続けられています。最近投稿したパスタも、まさにそうでした。1回目に作ったときは分量があやふやなことも多いので、2回目に作って美味しかったら載せることが多いですね。

(※)レシピやつくれぽなど、自身がクックパッド上で発信した情報をまとめて見ることができるページ。プロフィールの設定や、レシピのカテゴリ分けなど、好みでアレンジすることができる。

私がクックパッドにハマった理由

私の場合、そもそも投稿に限らず、つくれぽでのやり取りにも最初からどんどんハマったんですよ。つくれぽを送るとき「限られた字数の中で」でどれだけ思ったことを入れられるか工夫して。一つのレシピに対して、作った人からの声が見られて、日々それがどんどん増えていって、レシピ作者さん自身も適宜内容を更新して。そこがレシピ本との大きな違いですし、素晴らしいことですよね。私のレシピに「●●を入れてアレンジしました」なんてつくれぽを頂くと、「それも美味しそうだなぁ」と思いますし、「なるほど〜」と感心します。
私が特につくれぽを送っていたのは、子どものお弁当を作っていた頃です。その頃はクックパッド上でお弁当の記録を載せるブログをやっていて、そこでお借りしたレシピを紹介する流れでつくれぽも送っていました。自分のつくれぽが、他の方のつくれぽと一緒にレシピページに掲載されているのを見ると「仲間だなぁ」「そうそう美味しかったよね!」なんて思いますね。

肉じゃがだって千差万別!だから面白い

家庭内で普通の料理を作るときも、随分助けてもらいました。私、肉じゃがを作るときに、以前は普通に水を入れて作っていたんですけど、「水無しの肉じゃががこんなに美味しいんだ!」というのをクックパッドさんで知ったんですよね。定番の料理も、実は地方によってお味噌や出汁など調味料がちょっとずつ違ったりするのですが、そんな中で「あっ、これ美味しいな」というものを見つけて、自分の家の美味しさが決められるのがいいところだなと思います。

料理だけでなく、食品を長持ちさせるコツや冷凍のコツなど、「個人的にこうしているよ」と言うアイディアがたくさんあって、それを教えてもらえることで家事もうまく回るようになりますよね。

私はお気に入りのレシピを印刷してビニールのファイルに入れています。自分で選んで保存して、自分だけの料理本が出来上がるのも楽しいんです。お菓子・パン・肉料理・魚料理・麺類・お弁当・お惣菜といったジャンルごとに分けていて、もう7冊くらいになりましたね。そんな楽しみ方が出来るのもクックパッドさんの良さだと思います。たまにレシピ作者の方がご自身でレシピの公開をやめてしまったりして、サイト上で閲覧出来なくなることがあるのですが、友達が「見れなくなっちゃったね」なんて話していても、「私は印刷して保存してあるよ」なんて自慢しています(笑)

悩める思春期の子どもの口も
軽くなる?大好物作戦

私は子育ての面で、クックパッドに本当に助けられました。先ほどお話したクックパッドを始めた時期というのは、ちょうど子ども達が思春期の頃で。子どもって、小学生くらいまでは学校などで嫌なことがあったときに相談してくれたりするのですが、思春期になると「お母さんに言うのは恥ずかしい」みたいな考えがあるのか、あるいは「お母さんが怒りのあまりトラブルになった子に何か言ったらどうしよう」という考えが働くのか、とにかく話してくれなくなりますよね。それでも元気がないときってなんとなくわかるので、そんなときに料理で話しやすくしていたんです。
例えば、息子が「俺は今日ご飯いらない」なんて言い出すと、「あっ、そう〜」と動じない素振りで返しつつ、あえてその子が好きなレシピの料理を連日食卓に並べ続けるんです。

すると、自分の大好きなものが出てくるから、そのうち食べないわけにはいかなくなるんですよね。「食べる?食べるならどうぞどうぞ」と表向きは素っ気ない態度を取りつつ見守って、ダメ押しで「お菓子もあるよ」なんてやりとりしているうちに、様子が変わってくるんです。人間お腹が満たされるとやる気や元気が満ちてくるんでしょうかね、「実はさぁ」とポツリポツリと話し始めるんです。

とはいえ最後まで話してくれないときもありましたが、そういうケースでも突然元気になるので、「あー解決したんだな。良かった良かった」なんて思ったりして、とにかく元気がないときは、「とりあえず食べておけ!元気出せ!」とフォローする気持ちで料理を作ってました。このときのメニュー選びに活用していたのが、自分が送っていたつくれぽでした。子どもが好きなレシピには「息子も大絶賛!」といったつくれぽを送っていたので、過去のつくれぽから検索してレシピを見つけて、ここぞというときに食卓に並べました。子どもの思春期で不安定な時期を、食でなんとか乗り越えることが出来て、本当にお世話になりました。

ケンカのときも仲直りのときも。
家族の中心にお料理がありました

当時のエピソードでいうと、逆にどうしても子どもに腹を立てたときは、お弁当に海苔や紅生姜などで「スキ」って文字だったりハート型を作って入れる「虐待弁当」と名付けたものを持たせたりしていました。わざわざ朝5時くらいに起きて、キッチンばさみやピンセットでちまちま作って(笑)それを持たせると、学校でお弁当を開けたときに、周りの友達からからかわれるんでしょうね。「ふざけるなよ!」と帰ってきた思い出もあります。

そんな子ども達も成人し、今では子ども達がクックパッドを愛用しています。家族のために、自分のために、食が豊かになると心も豊かに過ごせると思います。我が家もクックパッドのお料理に大変お世話になり、食が豊かになりました。
ケンカをしていても、美味しいものを食べると自然と仲直りしていたり、家庭において重要な部分をクックパッドが助けてくれていました。これからも、その時のライフスタイルに合わせながらクックパッドを活用させていただきたいと思います。

「クックパッドコミュニティマガジン」ではレシピ作者のインタビューをはじめ、クックパッドを盛り上げてくださっているユーザーさんの料理への想い・楽しさを今後もお届けします。
https://note.com/cookpadcommunity





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コミュニティマネジメントグループのスタッフが、クックパッドを盛り上げてくださっているユーザーさんの料理への想い・楽しさをお届けします。