生活者の新ニーズに寄り添う、ZENB NOODLE

生活者の新ニーズに寄り添う、ZENB NOODLE

原材料は黄えんどう豆100%。1日に摂りたい食物繊維の1/2以上(※1)が摂取でき、たんぱく質もごはんの3.6倍(※2)と、今話題の商品「ZENB NOODLE(ゼンブヌードル)」。クックパッドではこのZENB NOODLEで、これまでにない新たな施策を開始。今回は、ZENB NOODLEの商品開発背景や施策実施後の反応などについて、ZENB JAPANの長岡氏とクックパッドのプランナー山本氏にお話をうかがいました。


※1 日本人の食事摂取基準(2020年版)食物繊維の1日あたり目標量18~64歳の男性21g・女性18g
※2 日本食品標準成分表2015年版(七訂)喫食時1人前当たりの値は炊きあがり時で算出。調理前重量は、精白米66g、ZENB NOODLE80g

お話をうかがった方

株式会社ZENB JAPAN
長岡 雅彦氏


クックパッド株式会社
ストラテジックプランナー
山本 佳林氏

新しい食スタイルに寄り添い、食品ロスも解決
ウエルビーイングフードのZENBブランドとは

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ー はじめに、ZENB NOODLEについて教えてください。

長岡氏:当社の「ZENB(ゼンブ)」ブランドは、植物を可能な限りまるごと全部使っておいしく食べるというコンセプトのもと、2019年3月に立ち上がりました。

2020年9月に発売したZENB NOODLEは、原料が黄えんどう豆100%で、添加物やつなぎ、動物性原料を一切使っていません。パスタや焼きそばと同じように調理していただける商品です。

最近は、糖質制限やダイエットのために「主食となる炭水化物をできるだけ控えよう」というのがトレンドです。こうした志向が広まる中、自分の身体のためにどんどん取り入れたくなる、おいしくてつい食べたくなるような新しい主食を作り出したいという思いから開発されました。

このZENB NOODLEは、さまざまな試行錯誤を重ねて、構想から約3年かかって商品化にこぎつけたものです。ZENBブランドとしては、365日6食(朝昼晩3食+間食2/夜食)、全ての食のシーンに合う商品を出していきたいと考えています。ですから、今後は麺以外のものにも広げていきたいですね。


ー 糖質オフやヴィーガンなど、新しい食スタイルに寄り添いながらも、材料から出る食品ロスを解決するなど、SDGsの視点からも開発されているんですね。この材料を全て使うというのは、ミツカングループの技術として以前からあったのですか?

長岡氏:ZENBブランドはミツカングループですが、生活者の新しい生活スタイルに対応していく、素材を全て使うといった意識はミツカンの創業当時からあって、ZENBブランドにも引き継がれています。

ミツカンが創業時に作っていたのが、酒粕を使ったお酢でした。本来、酒粕は捨ててしまうものですが、あえて原料として着目して使ったのが始まりだったんです。「食材を余すことなく楽しむ」という考え方は、今も理念的なベースにあると思います。

まずは食べて欲しい!
食感度の高い女性たちへ伝わる
ZENBの新しい価値

ー そんなZENB商品をクックパッドでも紹介したいということで、2021年に施策を開始させていただきました。プランナーの山本さん、今回はどのような施策にされたのでしょうか?

山本:今回は「食べて欲しい!」「ZENB NOODLEを知って欲しい」という意図をうかがっていましたし、いろいろな食べ方を試して欲しいということだったので、通常とは違う座組みの編集記事を作らせていただきました。


ー クックパッドアンバサダーさんをたくさん起用されたんですよね。

山本:はい。クックパッドアンバサダーとは、クックパッドのミッションに共感し、料理の楽しさを発信しているレシピ作者さんたちのことで、料理への関心が高くクックパッドでも特に発信力の高いユーザーさんたちです。今回は20名のアンバサダーに商品をサンプリングして、味わっていただきました。


ー コロナ禍でしたが、座談会も開催されたんですよね。

山本:この座談会については、企画段階でも、かなり入念にプランニングしました。アンバサダーにサンプリングして、SNSやレシピの投稿も任意でお願いしたところ、かなり活発に取り組んでいただけました。アンバサダーは食に対する意識が高い方が多いので、ZENB NOODLEの良さを引き出すようなレシピを、いろいろと工夫してくれたという印象を持ちました。

「アンバサダーがおいしいという情報を発信しているから」という理由で、社内でも買ったというメンバーが多くいたほどです。私がこれまで取り組んできた施策の中でも、一番反応が良かったと思います。


ー 座談会の様子も、タイアップの中でしっかりと紹介されてましたよね。ユーザーさんの率直なコメントなどはいかがでしたか?


長岡氏:皆さん商品のことを褒めてくださって、率直にありがたかったです。「子どもも喜んで食べていた」「家族からの反応も好評だった、安心して食べさせられる」といった声も多くいただきました。発売直後だったのですが、商品のポテンシャルを実感として確認できましたね。

意外だったのは、主食の麺そのものよりも、小さくカットして味噌汁やサラダに入れるなど素材として使うという視点が多かったことです。当社は主食イメージで作っていましたが、おかず的な食材としても評価が高かったのは新たな発見でした。現在は、そういったアレンジメニューも提案できるよう試作しています。


ー 今回のD2Cのような商品とクックパッドユーザーがマッチするのか、一見判断できなかったのですが、ミニアンケートの回答結果も好評でしたね。


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長岡氏:出したての新商品のコミュニケーション施策としては、とても良かったと思います。やはりアンバサダーさんの生のコメントも良かったですし、単純に見やすい作りだったので、コンテンツとして非常に良いものを作っていただけました。

SNSの発信もかなりポジティブに、こちらの想像以上にやっていただけたので、商品の認知にもうまく繋げられたのではないかと思っています。

今後は、クックパッドのキッチンをうまく使って、よりコミュニケーションを深めていきたいと考えています。当社のレシピサイトよりもずっと検索性が良く、そういう点は利用する生活者側としても、とても便利ですよね。

また旬のメニューを載せるとすぐに反応もあるので、その点もやはりクックパッドならではだと思っています。

▶ZENBのキッチンページ:https://cookpad.com/kitchen/41430164

子育て世代の女性たちの課題も
ZENB解決していきたい

ー 今回の施策を通して、今後より一層力を入れていきたいこと、考えている取り組みなどはありますか?

山本:ZENB NOODLEのように個性のある商品は、コアなターゲットに絞られてしまうのではないかという懸念が、これまでは少なからずありました。ですが、結果的には幅広い層に、特にクックパッドのコアユーザーである30代前後の子育て世代の女性の反響が大きく、伝えたいメッセージをしっかり届けることができました。

それはZENB NOODLEが、食を通した環境配慮といった社会的課題、健康志向の高まりといった生活者ニーズの変化、これらにしっかりとマッチした質の高い商品だからこそだと思います。今後も、こうした質の高い商品をより多くの方に届けられるよう、お手伝いができたらと考えています。

長岡氏:やはり「子どもにも食べさせたいと思える商品である」というのは大事なポイントだと思っています。エシカル、サスティナビリティという点ももちろんですが、商品的なおいしさも大切です。それらも含めて、お子さんやご家族に安心してたくさん食べていただけけるブランドを目指していきたいですね。そういう点でも、今回の施策はうまくやれたのではないかと思っています。

ZENBで叶えられる未来。

今回のZENB NOODLEの施策を通して、食の安全、社会貢献、環境配慮といった生活者の意識がより高くなっており、また幅広い層に広がっていることがわかりました。未来の主食のあり方、そして新たな食の未来を見据えるZENBブランドの商品への注目度は、より一層高まっていくでしょう。

クックパットでは、今後もさまざまな企業様とタッグを組んで、生活者のニーズと商品をマッチングできるような施策に取り組んでいきたいと考えています。



writing support:Miyuki Yajima



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